巻き爪ロボ 評価
私は足には子供のころからずっとコンプレックスを抱えていました。
女のくせに大きすぎるサイズの足がいやでたまらなくて、いつも小さめのサイズのきつい靴を履き続けていて、靴を買うのが何よりもいやな女の子でした。
きつい靴に押し込められ続けてきた足は当然さまざまな影響を受けました。
足の指にタコが出来たり、外反母趾になってしまったのもおそらくサイズのあわない靴を履き続けてきたためなのだと思っています。
そんな小さめの靴を履き続ける状況は20代後半まで続き、30代にさしかかろうというころにやっと悟りを開いたというか、大きなサイズの靴を買い求めてはくようになったのですが、このときにはすでに手遅れだったのかもしれません。
それでもまだ若い年代の頃にはそれ程深刻な痛みを感じることもなかったのですが、40代になると足の爪の変形が始まりました。足の爪の両端が内側にくるんと丸まるように成長し、爪を切るのがとても困難な状態に陥りました。
しかも爪がなんとなく分厚くなって、これが巻き爪という状態なのだと知ったのはその後さらに数年してからです。
原因は先天性のものや加齢などいろいろあるようなのですが、私の場合はあきらかにきつい靴を履いて足の指にかなりの無理な状態を強いてきたことが関係していると思われ、とても深く反省しました。
今は自分の本来の足のサイズにあった靴をゆったりと履いているのですが、爪の変形はどんどん進んでいるようで、ついに痛みを感じるようになり、爪の巻き込み方もどんどん酷くなってゆきました。
そんな時知人が巻き爪ロボという器具を使って巻き爪を改善したと聞いて、私もすぐに使ってみることにしたんです。
友人は片側のつめのほうが厚くて巻き込みも激しかったので巻き爪ロボタイプBというものを使っていたのですが、私はどちらかといえば均一の厚さで左右おなじ程度に巻き込んでいたので巻き爪ロボタイプAというほうを使用しました。
自分の爪の幅にあったプラスチックの器具を取り付けて、爪の隙間に部品を引っ掛けるようにして押し広げるというものです。
最初はちょっと怖い感じがしたのですが、装着してお湯に15分から20分程度付けている間は全く痛みを感じることもなく、足をお湯から出してからドライヤーの風を当てて乾かすときも特に違和感も痛みもありませんでした。
器具をはずすと巻き込みが少し矯正されていて、爪の端の部分が指に食い込まなくなっていて驚きました。
ばねの力でゆっくりと圧力をかけて矯正する仕組みのようです。